本町医科歯科通信 Vol.39~6月号~
本町 医ど歯た通信6月号
現在、院内にて好評配布中です 。
数に限りがありますが、バックナンバーもあります。
ご希望の方は、お気軽にお声かけ下さい。
みなさん是非手に取りご覧になってくださいね。
さて、今回の内容は…
歯科
ノエル医科歯科クリニック 歯科院長 哲大(あきひろ)
「見えないものが見えてくる」
本日は私の治療の中でも、得意分野のお話をします。それは「マイクロスコープを使用した治療(歯科用顕微鏡を用いた歯科治療)について。
「人間の裸眼での二点識別域は0.2mmが限界」など言われておりますが、歯科治療において、0.2mmの距離は決して細かい値ではなく、高度や精密な治療においてはさらに細かい単位での正確さが要求されます。
術野の拡大に魅せられたのは、研修医の頃。「み、見える!!」この時の感動は今でも覚えています。2.5倍からこの世界に入り3→4.0→4.5→8→10→とどんどん高倍率の世界にはまっていきました。10年前は「こんなに拡大するなんて変人のやることだ(笑)」なんて冗談じみて言われたりしましたが、今や世界、日本にどんどん広まっております。
マイクロスコープのおかげで、今まで歯科医師の“経験”や“勘”だった部分もはっきり見えるようになり、高度で正確な治療が可能になりました。
ノエルでは今マイクロスコープは2台、毎日フル稼働です。
マイクロスコープ使用練習にはげむ歯科医師と歯科衛生士
遅くまで必死になって練習しています。
医科
ノエル医科歯科クリニック 看護師長 水本
6月病
みなさん、「5月病」は聞いたことがある人も多いでしょう。5月連休明け頃に、新入学の大学生の間にみられることから名づけられた、心身の不調です。ところが最近、特に社会人の場合、6月に同じような状態になる人が増えていて「6月病」と呼ばれています。そもそも「5月病」も「6月病」も正式な病名ではなく、医学的には“適応障害”と診断されます。
増えている理由は、新人研修の期間を長く取る企業が増えていることや、仕事のIT化、専門化、部署移動など様々な変化に慣れるのに時間がかかること。その結果、ようやく慣れる6月に、たまった疲れやストレスが心身症状となって現れるもので、さらに梅雨に入るなど気候不安定なことも、心身のだるさの要因になっているようです。
自然治癒をめざすなら、規則正しい生活をすることをおすすめします。それでも無理な方、ノエルクリニックを受診して下さいませ。
歯科
ノエル医科歯科クリニック 歯科衛生士 三好
平均寿命と健康寿命
皆様は「平均寿命」と「健康寿命」をご存知ですか?「平均寿命」は実際に亡くなった時の年齢ではなく、人が生まれてからあと何年生きられるかという余命を表しています。そして「健康寿命」は健康上の問題がない状態で日常生活を送れる期間のことをいいます。2016年の時点で
平均寿命が 男性80.98歳 女性87.14歳
健康寿命が 男性72.14歳 女性74.79歳
健康寿命が平均寿命より男性で約9年、女性が約12年短い。これは、支援や介護を必要とする期間が平均9年~12年もあるということです。ともに年々伸びているので、この差がなかなか縮まらないようです。
いかに病気に悩まされることなく健康寿命を延ばすか。適度な運動、適切な食事、外での趣味をみつけ社会にでる、タバコはすわない、お酒はほどほどにする、これらが健康寿命を延ばす秘訣のようです。
寝たきりを防ぎ、少しでも健康で長生きするためにやってみてください!
事務
ノエル医科歯科クリニック 事務・総務 土居
梅雨の花・あじさい
6月、梅雨の季節にはアジサイが目に付きます。
アジサイは花びらでなく「がく」が大きく発達して花のように見えます。周りを縁取るように並んだのは「がく咲き」と呼ばれ、球形になったのは「手まり咲き」と呼ばれています。原産地は、日本です。
花言葉は、「辛抱強い愛情」「一家団欒」「家族の結びつき」などだそうで、「紫陽花」という当て字は、平安時代に誤って広まったそうです。
アジサイの色は、土壌によって変わります。土壌が酸性なら青、アルカリ性なら赤になります。
愛媛県で有名なのは、元新宮村の「あじさいロード」でしょうか。村を見下ろす山一面がアジサイで覆われています。毎年6月の最終日曜日には「あじさいまつり」が開かれ、アジサイの間を縫うように走るモノレール?から眺める景色は最高です。
高知道の新宮インターを下りると、「霧の森だいふく」で有名になった公園「霧の森」もすぐ近くです。梅雨の晴れ間に行ってみてはいかがですか?
ノエルクリニック心臓血管外科 歯科