愛媛経済レポート:診察室では伝えきれないこと Vol.35~1月号~

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愛媛経済レポートに掲載のコラム

~診察室で伝えきれないこと~

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1月号に掲載されたコラム

人生100年時代構想会議

人生100年時代/100歳

 

皆様、2018年です。当院も開業5年目を迎えました。まさに「光陰矢の如し」、皆様今年もよろしくお願いいたします。

さて、歯科業界も新年は色々と今後の展望を議論したり考察したりと大忙し。その中でも話題なのが「人生100年時代の歯科医療を考える」。

まず、商業誌の切抜きですが、

1、先進国の人の寿命は1日5時間というスピードで伸びている。

2、2045年には寿命が100歳になる。

色々調べてみると、首相官邸にも「人生100年時代構想会議」が設立されています。HPにある議事録をめくってみると

有識者で参加する英ロンドン・ビジネススクールのリンダ・グラットン教授によると07年生まれの現在10歳の子どもの50%が107歳まで生きるという。「教育→仕事→引退」といった人生モデルが通用しなくなると指摘。何歳になっても大学などで学び直しができる「リカレント教育」や柔軟な高齢者雇用の仕組みを提案しています、等。

歯科業界に話を戻しましょう。1990年代には、子ども(進行予防)→成人(進行発生予防)だった流れが、最近は、子ども(発生予防)→成人(進行予防)→高齢者(進行、再発、喪失予防)。子ども時代は進行の予防から発生の予防へ。

先日1.5歳児検診、3歳児検診で保険所に行って思いましたが「自分の時代に比べて今の子、本当に虫歯が少なくなっている!」そして人生100年になると再発の予防が本当に必要。

さらにgoogle先生は言う。

ゆとりを持って人生100歳時代を生き抜くには、ある程度のお金も必要ですが、なんといっても、100年もつ体が第一です。100年以上生きた人を対象とした全国調査によると、太りすぎの人、やせすぎの人はほとんど見られず、糖尿病は6%。302人中30人とがんが少ないのも特徴です。一般的に80歳までに男性の4割強、女性でも3割が、がんに罹患(りかん)しますから、100歳以上で1割という割合は驚異的です。

100歳でも元気に生活する時代がすぐそこまできています。


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